大切な事は土づくり

美味しい作物を作るには土づくりが大切であると考えています。

私たちは堆肥(籾殻、わら、米ぬか、鶏糞など)を主体とした有機肥料のみをしようしています。 周辺圃場の草木を土の中に取り込み、その圃場の環境に応じた土づくりをしています。

 

つまりは、その圃場で育った物をその圃場に戻していく「自然循環型」の栽培を原則としています。肥料にしても毎年、同じ物を使用する事で圃場環境の安定化を図っています。

作物と向き合う

自然栽培では使われる資材は通常の慣行栽培に比べ、限られます。

しかし有機栽培、自然栽培という栽培方法自身は実はそこまで難しい栽培ではなく、何が難しいかというと「美味しい作物」を作る事が難しいのです。私たちは毎日、作物を観察し、作物の色や育ち具合、病気になっていないかなど作物の健康状態、何が不足していて、何を必要としているかを常にチェックし、その時々に作物と向き合っています。

環境、季節応じた作物の品種や種類を選ぶ

私たちは私たち自身が住むこの環境に適した作物、季節に応じた作物のみ栽培をします。 それは夏には夏の野菜、冬には冬の野菜と四季に適した作物があり、地域に応じた作物というのは、自然の香りがあるからと考えています。

私たちの農業に対する考え

私たちが行っている栽培方法というのは、特別に変わった事ではないと考えています。

近代農業というのは「多収穫」で「手間暇のかけない」方法であると考えられます。それと流通が阻害し、均一の大きさ、色、形、と均一商品が必要とされている中で、本来の自然の作物という概念が廃れてきたのではないかと思います。

私たちの作物というのは、サイズは不揃いで外見もバラつきがあり、均一というという言葉からは外れています。しかし、美味しさ、当然の事ですが安全性を最重視し栽培しています。その農法はかつて、日本で実施されていた農法です。

私たちは「自分たちが美味しいと思い、毎日食べる作物を皆さんにお分けしたい」と考えています。